調律の日

待っていました、調律の日。
もうそうとう狂っています。
私の場合、音程が狂いにくるってくると耳が痛くなります。
あまりにひどいときには、音のでるところにバスタオルを敷き詰めて練習した時期もありました。

ところで私は耳の聞こえが昔から悪く、受診したときの診断は、小さいころから大きな音の中に居て生活していたためになる症状だそうです。
もちろん生活に支障のない範囲のものです。
検診ではひっかかりますけど^^;
なんの音だろう~?
工場地帯には住んでいましたけど、それでしょうか。
家族もそうなので、体質? はて。
小声でお話されると聞き取りにくいことはありますが、ピアノの音は、ほかの方と同じような音に聴こえていることにしています(笑)

さて、聴くについて
練習は、曲を弾いているのでなく練習なので、家の中で音公害をまき散らしています。
家族に聞いてみました。
 「音がうるさくて、集中して読書できない?」
 「いや、そんなことはない」
 「あ、そう。良かった!」
 「だって聞いてないもん」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
          あぁ、そういうことね ^^;

音が聴こえていても、脳で意識して聴いてなければ気になるどころか聴こえていないことになるわね、ごもっとも 

聴くについてもうひとつ
以前、調律師さんより、べヒシュタインを使用した演奏のCDを譲っていただきました。
おっ、素敵な演奏をする方だな~とお気に入りになりました。
その後、調律師さんの車に乗せていただいた時に、そのCDのお話をしました。

 この間譲っていただいたCDなのですけど。
 どのCDでしたか?
 〇〇や〇〇の曲がはいっていたCDですよ。
 すいません 。いつも曲は聞いてないので,どのCDなのかわからないのです。
 ???
 ピアノの音(メーカーや型や個体による音)しか聴いていないんで。 
 (驚)

 なるほど~

ちょうど車内に流れていたピアノ曲はベヒで演奏されていたCDでした。
試しに音質だけを聴いてみたら。。。

あ~ら不思議!

たしかに、楽器のメーカーの特徴的な音質(ある意味メーカー当てみたいに聴いてしまいました(^^♪ )を聴いていたら、なんの曲が流れていたのか意識に有りませんでした  

音楽をやっているひとは、この曲をどんなふうに弾いているか、どんなふうにフレーズを作っているかなどと思いながら旋律を聴いるでしょうし、音楽を楽しむために聴いているかたもあるでしょうけど、なるほど、調律師さんの視点はまた違う!
音を聴くにも、色々な聴きかたがあるのですね~♪

意識した音が聴こえる、逆に耳日曜日な~んて言葉がありますね(*^^*)
関連記事

テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

*コメント

面白いですね

大勢の声の中からある特定の会話だけを集中して聞き取れることを「カクテルパーティ効果」なんて言ったりしますね。

しかし逆に、ピアノの音は聞こえているはずなのに「聞いてない」とか、調律師さんのように「曲として聞いてない」とか、面白いですね。

逆に、全然違う楽器編成でも、違うアレンジでテンポが全然違っていても同じ曲を聞いて「あ、この曲知ってる!」となるのは、メロディラインを認識して聞き分けているんでしょうね。

視覚でも聴覚でも、人間って入ってくる情報の中から自分なりに必要な情報を抜き出して、あるストーリーを組み立てて見たり聞いたりしてるってことでしょうかね。

大勢の中からある人の動きを発見できるのも、おそらくどんなに優れたカメラよりも優れた目でクローズアップして見てるんだと思います。
音でもそう。遠くの人の声を「カクテルパーティ効果」で聞き取れるなんて、どんな優れた盗聴マイクもかないません。その音をちゃんと拾おうと思ったら他の音がやかましく入りすぎてしまうでしょう。

人間の目や耳、いや、というよりも認識する脳ってすごいですね!

No title

コメントありがとうございました☆

わざわざ体調の心配をしてくださって、とても励みになりました。


調律師さんのお話ですが、面白いですねw
やはりピアノに関わる人でも、人それぞれ見方って変わってくるんですね。
一つ勉強になりました。


音色って、調律師さんによっても、きっと好みがあるでしょうから、同じピアノでも調律した人によって変わってくる気がしますね。

そういうところを追求していくと、また面白いかも…w

高木 章さまへ

> 人間の目や耳、いや、というよりも認識する脳ってすごいですね!

そう、目もですよね!
自分が興味があることや、今置かれている環境にまつわるものは、町を歩いていたりしてもとてもよく目に入りますよね。
なんでこんなにおおいのかなと思うほどですが、その時に特別に多くなっているわけではないのですから、見よう、探そうとしているのでしょうね。
自分の身に起こっている出来事が書かれている新聞の活字も、広告のなかでさえ見つけてしまいます(笑)
逆に探し物をしているときに、目の前にあっても気づかないことがあるのですが、これは思い込みでしょうか~。
欲しているものが見えていない。
思い込みも意識の仕業?
ホントに脳って不思議です。

No title

とっても面白い興味深いお話ですね~!

私は音が狂ってきたとか鈍感で分からないんですよ^_^;
レディピアノさんのように、それが分かる方は、耳が痛くなっちゃうんですね

確かに、意識の仕方の違いで、いろんな聞き方、聞こえ方になるんですね
横で子どもが一生懸命話してても、自分の意識が別にあると、
何にも聞こえてません(ーー;)
いけない親ですね^_^;

聞きたくないことは、今日、耳、日曜~になります(^o^;

gaean さまへ

私がご訪問するなかで、最近おなかの調子が良くないというかたが何人かいらしていて、季節の変わり目もあるのでしょうか。
なお御身ご自愛くださいね。
お世話になっている調律師さんはとっても気さくな方で、いろいろなお話してくださるんです。

> 音色って、調律師さんによっても、きっと好みがあるでしょうから、同じピアノでも調律した人によって変わってくる気がしますね。

変わりますよ!
ペダルの調整も。
あとは、自分好みを主張する方もいらっしゃれば、どんなふうにしたいですか?とこちらに合わせてくれる方もいます。
相性ってあると思いますe-51

あっ、暴飲暴食だめですよ~

atsumiry さまへ

> 私は音が狂ってきたとか鈍感で分からないんですよ^_^;
> レディピアノさんのように、それが分かる方は、耳が痛くなっちゃうんですね

調律を間延びしてやっていた時はそうでもなかったのですけど、ピアノが古くなってきて頻繁に調律するようになってからみみが痛くなるようになりました。
考えると、調律が間延びすると、それに比例して、狂った音程に慣れてしまうからなのかなとも思います。
調律の間隔のいろいろな経験から、狂った音程になれるのか、正しい音程になれるのかといった話になるのかもと思いました。

> 聞きたくないことは、今日、耳、日曜~になります(^o^;

それもありですよ!
世の中週休2日ですから、おみみもお休み必要です~(笑)

実に面白い(ガリレオ風に…笑)

こんばんわ。
基本的、私はこういう話が好きなんでしょうね。
つい、「おぉぉ~」と思いながら、読んでしまいました。
高木さま、「カクテルパーティー効果」ですか。
私は単純に「パーティ効果」で覚えていました。
自分が興味のある話だと、
どんなに小さな声で話していることでも聞える、ですね。
たとえば、誰かの噂話をしていると、その噂の主がやってきて
「私の悪口言っていたでしょ?(笑)」と言われたりするようなことですね(笑)

私も子どものころから、風邪ひくと中耳炎を起こしていたせいもあって、
聴力と血圧(華麗なお年ごろなので…)はいつも検査で引っかかります。
ささやき声が聞こえないんですよ~。
小声でしゃべられると、生返事か、何度も聞き返すので、
相手もそのうち諦めてしまったり…(笑)
なので、私には「パーティ効果」は無縁のものかな?と思っていたのですが、
猫の声(猫大好きなので)と、ピアノの音に敏感に反応しますね。

それに反して、調律師さんが音楽を曲としてでなく、音として聴いている、
というのは面白いですね~。
そういう仕事をされていると、音重視で聴く癖がついてしまうのでしょうね。
演奏会とか楽しめるのかしら?と思ってみたりして…(笑)
あそこの音がおかしいとか、自分ならこういう音作りするとか
思ってしまって(職業病?笑)演奏を聴くどころじゃなくなりそうですね。

何かに集中してしまうと、物がみえなくなったり、聞こえなくなったり、
私は結構ありますね。
仕事でテンパっていると、すぐ目の前にあるものが見えてないなんて
もう普通にありますよ。脳が完全にその物体を認識してないんですよ。
目の前にあるのに全く気付かず、必死になって探している…。
時々脳がおちゃめなボケをかましてくれます。

ブログ記事書いているときに良く音楽を聴いていますが、
集中して書いていると、曲があまり頭に入ってこないですね~。
どこかでピアノの音がしている…という感じで聴いてます。
でも、自分が今練習している曲が始まると、
どんなに集中していても、ぱっと耳に入って来る。
で、しばし、キーボードを打つ手が止まる…と。
人間って、本当に情報を瞬時に取捨選択しているんだなぁ、と思う一瞬です。

それにしても音の狂いが分かるのは凄いですね。
レッスンで使うピアノだと、調律後?と分かるような気がすることならありますが…。
「今日は、なんとなく音がいつもより高い?」と思うときがあります。
でもたぶん気のせいです(笑)

KUSUさまへ

> 私も子どものころから、風邪ひくと中耳炎を起こしていたせいもあって、
> 聴力と血圧(華麗なお年ごろなので…)はいつも検査で引っかかります。

あっ、私は扁桃腺が多かったかな~
中耳炎も多くて、水泳得意なのですけど水に入ると必ず中耳炎は起こしていましたね。

> そういう仕事をされていると、音重視で聴く癖がついてしまうのでしょうね。
> 演奏会とか楽しめるのかしら?と思ってみたりして…(笑)
> あそこの音がおかしいとか、自分ならこういう音作りするとか
> 思ってしまって(職業病?笑)演奏を聴くどころじゃなくなりそうですね。

調律師さんが一番嫌なのは、自分が調律した演奏会をほかの調律師さんに聞かれることだそうです。

> 人間って、本当に情報を瞬時に取捨選択しているんだなぁ、と思う一瞬です。

ほんとそうですね~
選択しているんですよね~

> それにしても音の狂いが分かるのは凄いですね。

自分のピアノが家族に選択されていない私ですけどね (笑)

No title

とても興味深い記事でした。
言われてみたら・・・
今弾いている曲のCDを聴く時に、右手を聴こうとか、左手を聴こうとか意識していると、そればかり音に入ってきて、はて、片方はどうだっけ?となります。
昔聴いていたユーミンの曲を最近聴く機会がありましたが、当時は驚くほどバックの音を聴いてなかったことに気がつきもしました。
脳で聴くんですね・・・面白いですね!
ところで、ベヒシュタインの音、かなり好きです^^

ねこぴあのさまへ

> 今弾いている曲のCDを聴く時に、右手を聴こうとか、左手を聴こうとか意識していると、そればかり音に入ってきて、はて、片方はどうだっけ?となります。

そうなんです!
たとえば、いつもここは左を聴いているという場所があったとして、ある日、右はどうだっけ、、と考えてしまったら大変!
たちまちおかしくなるところをみると、耳と動きもセットになっているんだな~と思うこともあります。

> ところで、ベヒシュタインの音、かなり好きです^^

私はベヒなら、とくに低音好きです(^^♪

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメさまへ

は~い、承知いたしました(*^。^*)
ご訪問有難うございました。
非公開コメント

        
*プロフィール

レディピアノ

Author:レディピアノ
こんにちは
海の町のピアノ弾きです。
ピアノや脱力のメトード、音楽に関する事や日常のお話を綴りま~す♪

        
*最新記事
        
*最新コメント
        
*最新トラックバック
        
*月別アーカイブ
        
*カテゴリ
        
*♪  ♪  ♪
        
*♫ ♫ ♫
現在の閲覧者数:
        
*検索フォーム
        
*RSSリンクの表示
        
*リンク
        
*QRコード
QR