工夫は続く その1

手が小さい私、力いっぱい開いて右は18センチ、左は17.5センチ。
鍵盤の8度は、二つの鍵盤とも真ん中から測って17センチ。



いつも最大目いっぱい開いて弾いていたのでは曲中では無理があります。

でも手が小さくても、脱力してオクターブをきっちり押さえるのは不可能ではないと信念を持っています。

今まで、素晴らしい先生方の教えを頂いてきましたが、どの先生もマムシ指ではありませんでしたし、男性として小さい手の先生もいらっしゃいましたけれど私よりは大きい手でした。
その音楽を作るため手の小さい場合はどうしたらよいかについては綿密なご説明は受けたことがありませんでした。
そこまでは自分の努力と言われればそうなのですけれど、関節が凹む、いわゆるマムシ指は障害になるということも知りませんでした。
ピアニストの先生に、親指が凹むからね、と言われたのが唯一の助言でした。

その言葉から、これは良くないんだと考えはじめ、それから自分なりに指のストレッチを始めました。
身体の柔らかい小さい時期に適切なストレッチを行えばもっと違ったかもしれません。
なぜ小さいころから先生についていながらそこまで知らなかったのか。。。
例えば、ピアノを弾く際に脱力は大事ですが、脱力に関して自然と身についてきた先生が脱力できない生徒に脱力をどうやって教えたらよいかわからないという話を聞いたことがあります。
(ここで明記しておきたいことは、こういう先生は良い先生、こういう先生は、、、ということの意味を言いたいのではありませんし、出会った先生は、想像もできないような努力を重ねた方もいらっしゃるし、また私の人生の指針を作ってくださった素晴らしい方ばかりです。)
そして昨年、若かりし頃弾けなくて悩んで色々な工夫や努力を重ねてきた著名な先生のトレーニングのお話を聞く機会がありました。
私自身もずっと、オクターブを克服できるという強い信念はありましたが、尚一層確固たる確信を強く持ちました。
それで、私は現在も手の開きのストレッチを継続しながら、同時に、フォーム改善も試行錯誤中です。
(今の手の状態では、鍵盤の上からはとれませんし今から指も長くはなりません。
今現在は、演奏しているとき、オクターブは鍵盤の下方向から、押さえたい両方の鍵盤の一つ内側の鍵盤に指を広げてもらいながら、鍵盤の端にひっかけてとっています。
白鍵から黒鍵に移動するときは動きは上下に大きくなるので効率がはなはだ悪い。)
今までの記事の端々にも手が小さいことを挙げておりますが、本当は手の小ささの問題よりも、実は手の開きと支えが一番重要だと考えています。
(昨年お目にかかった先生も同じようにおっしゃっていました。)

特に、マムシ指の場合、最大に開いても、実質鍵盤上ではもっと縮まります。
逆に、同じ指の開きや大きさでも親指の付け根が張り出していれば、角度的に隣の音を触って濁すということが少ないと考えます。




(FC2のお絵かきエディターを使って書いていますが、あまりに上手ですいません(^^ゞ )

①は、マムシ指、または関節が弱くて支えができていないとすると、親指と小指の角度が斜めになるので、隣の音を触るのが想像できると思います。
②は、親指と小指の関節が張り出していて支えができているとすれば、手が小さくても、角度は鍵盤に対して平行に近いと考えられます。

手が小さい場合、たとえば、咲いた咲いたのチューリップのメロディをレガートに歌って弾くということは超絶技巧に等しく、それなら込み入った音符の難度高い曲の方がまし!な~んてこともあります。
もちろん今までもオクターブがある曲、または連打の曲は弾いてきました。

でも思う音色が出なかったり、拍から出遅れ防止のために独自の音楽構成の組立て、音は濁ったり、レガートになっていなかったり、そして何より音楽を作る練習よりオクターブの練習に別途時間を取られていました。
今でもそうですが、コツコツ続けたストレッチのお陰で少しずつ骨格が変わりつつあります。
大人になってからでもマムシ指は矯正できると思っています。
ストレッチはいまだ目標の3合目程度ですが、どうしたら脱力なオクターブメロディを克服できるか、今年も私なりの工夫が延々と続きます!
安定したオクターブ、十分に歌えるオクターブ、当ててから弾くのでなくダイナミックにばっちり決めるオクターブ、軽やかに踊るオクターブ。。。

オクターブの練習内容は、ず~っと以前からもやっている内容と同じものの継続ですけれど、ブログで曲を例に挙げて具体的に書いて行きたいと思っています。
書くことで今までのアプローチとは違う気持ちで取り組みたいですね。

 今年予定している曲は?
並行してショパンのエチュード数曲、バッハ平均律、ベートーベンとシューベルト、リストかな。
そう、人生の先輩に聴いていただく曲もするよ。
ホルスト「木星」、愛の賛歌(オクターブ満載だね~)、あっ、リクエストのG線上のアリアも。
        
今年頑張り年にして克服できたらラッキー!
挫けたらスル~してください (*^。^*)
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テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

*コメント

Happy New Year

きょうは七草。遅ればせながら…

明けましておめでとうございます。
好奇心旺盛で研究熱心なレディピアノさん、今年もどうかよろしくお願いいたします。

第一楽章さまへ

明けましておめでとうございます。
旅行中はお天気も良くて、ご家族で楽しく過ごされたご様子、何よりの年の始めですね。
音楽はもちろんのこと、写真の腕前、天文のこと、音楽のこと、etc.本当に物知りで色々なことをなさっていてビックリ!
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします e-68

子どものような手らしいです

こんばんわ

無知なもので、マムシ指の定義がよくわからないのですが、
指を広げると親指の付け根(第二関節)が内側にへこむ?で良いのでしょうか?
取りあえず私の場合は、親指はへこまないようですが、
他の指でもマムシ指ってあるのでしょうか?
オクターブを掴むように手を開くと、
小指が中にへこんでいるように見えるのですが…???
お絵かきエディターで描かれた絵を見る限り、
私の手は1のほうだなぁと思います。

私も手は小さいです。身長152cmです。
20年くらい昔、当時中学生だった姪に「子供のような手」と言われたことがあります。
オクターブは届く手ですが、右手のほうが1cmくらい開きが悪い。
(左手:20cm 右手:19cm強です)
右手で弾くオクターブ連続の曲は、よく音をはずす、というか、
手を思い切り開くと、自然に力が入ってしまうので、
疲れから余計手が広がらなくなり、
隣の音をひっかけて濁った音を出してしまったりしますね。
脱力してオクターブというのは憧れです。

私も夜行性で、ブログの更新がとんでもない時間になっていたりしますが、
レディピアノさまも夜行性のご様子ですね。
ブロ友の物理学者さんに言わせると「お肌に悪い」そうです(笑)
私の場合は、寝不足で脳に悪そうな気がしていますが…(大爆)

No title

 最近はピアノ奏法の本がちゃんと読めていないのですが、少し読んだだけでも、こういう指・手の使い方があるのだなと気づいたことは多くありました。 自分ではベストの弾き方をしていると思っても、実のところ、試行錯誤して工夫して改善していく余地は本当にたくさんあるのだと気づきました。

 オクターブの弾き方もまた、試行錯誤して工夫していく余地がたくさんあるのでしょうね。 レディピアノさんの取組み過程の記事たのしみにしております^^

kusuさまへ

コメント有難うございます。

私の場合は、まず、オクターブに当てることすらおぼつかなったことからの始まりですよ~
その奮闘記です ^^;

> 小指が中にへこんでいるように見えるのですが…???
> オクターブは届く手ですが、右手のほうが1cmくらい開きが悪い。
> (左手:20cm 右手:19cm強です)

おぉ、今現在届いているなら、これからいろいろな工夫ができますね~。
このことは、明日何かが変わるということではなく年単位ととらえているので、kusuさまもピアノを弾きこんでいくうちに、疲れないで弾けるピアノ向きの手に変わっていくと思いますよ~。
小指も強化されていくことと思います。
最終的に楽に手が動く事を目標にすれば、手の形は後からついてくると思いま~す。
実はこの記事、書こうか書くまいか迷って、何度か書き、何度か消し、思い切ってアップしました。
私がそうだったように、今現在楽しく弾いていらっしゃる色々な方が、自分の手をふと考えてしまわれたらどうしよう~と思ったからです。

> 脱力してオクターブというのは憧れです。

ほんと、オクターブ連打の超派手な曲を、すまして「簡単よ~」な~んて弾くのが私も夢です。

> 私も夜行性で、ブログの更新がとんでもない時間になっていたりしますが、
> レディピアノさまも夜行性のご様子ですね。

そうなんです!
ピアノ弾くだけでも普通の生活より多いことやっているのに、ブログまでやると時間が足りない(爆)
逆に、のめりこむ性格でなければピアノ弾いていませんね (^^♪
でも、先日、物理学者様より速報いただき、12時には寝ようと思う今日です。
あぁ、すでに11時45分過ぎ。。。

Ashtonさまへ


>  レディピアノさんの取組み過程の記事たのしみにしております^^

この記事については、書いては消し、消しては書き、どう書いたら良いか悩みました。
読んだ方の受け取り方も人それぞれ、デリケートな問題かと。。。
次の実践版もアップしようかやめようか悩み中でした^^;

楽しみと言ってくださり有難うございます!

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No title

せっかくコメントしに来たのに、手違いで消えてしまった~~(>_<)
もう一度、気を取り直して・・・。

手の小さい私にとってはとても参考になる記事♪
ありがとうごさいます<(_ _)>

私は左は17センチに満たなかったです・・・。(以前どこかで、17.5とか書いた記憶があるような・・・見間違えたんでしょうか^_^;)
鍵盤の真ん中から真ん中まで17センチだったら、どおりで端っこギリギリしか届かないわけですね。

ブログにも書きましたが、亜麻色は断念しました。
左の4和音、3和音が届かなくて。
先生曰く、「和音の響きがいいから、これは和音ほしいなぁ」って。
数年後にはもう少し開くようになっているだろうし(あえて肯定的にかきます)、今はいいやって。

>オクターブは鍵盤の下方向から、押さえたい両方の鍵盤の一つ内側の鍵盤に指を広げてもらいながら、鍵盤の端にひっかけてとっています。

右は18センチで、なんとか上からつかめるようなひっかけているような感じで、左は端っこギリギリひっかけている状態です。
右は関節が凹んでいるので、左で関節を支えながら理想のフォームでやってみると、全然違いますねー。
なるほど~って感じでした。
理想のフォームを目指して、いろいろ工夫されているとのこと。
またいろいろ教えて下さい<(_ _)>
私も一緒に頑張ります!(すみません、一緒になんて言っちゃって)

>本当は手の小ささの問題よりも、実は手の開きと支えが一番重要だと考えています

おっしゃる通りですね。でも支えって何においても重要ですね。
ツェルニー30番の1番でも支えの大切さを実感しています。
まだうまく機能できてないのですが・・・^_^;

鍵コメさまへ

どうぞご自愛ください。
行き来しての楽しいおしゃべり、その時をお待ちしていますよ~(*^。^*)

まみさまへ

> せっかくコメントしに来たのに、手違いで消えてしまった~~(>_<)
わかります、わかります、私もよくやります(笑)

> ブログにも書きましたが、亜麻色は断念しました。

そうでしたか。
よく難易度別の曲集とか出ていますが、手の小さい者からいえばあんまりあてにならないこともあるなって思うことがあって、手の小ささ別という曲集出版してくれたらと切に願っているんです。
絶対売れると思いませんか~!?

> 左の4和音、3和音が届かなくて。

わかります、わかります、その気持ち(共感)。

> 私も一緒に頑張ります!(すみません、一緒になんて言っちゃって)

是非ご一緒してください!

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No title

こんにちは^^
先日はコメントありがとうございました。
手が小さい・・わたしの先生もわたしと同じくらい小さい手なのですが、わたしよりも指が開きます。
ずっとピアノを続けていれば開くようになると、いい年になってもなお、希望を持って、どうしてもはずしてしまうオクターブの連打も、あきらめていません^^;
個人個人、脱力も含め、弾き方のコツ?は違うようにも感じます。
ブログですから、個人の見解を、堂々と、お書きになっていいのだと、思ってもいます^^

ねこぴあのさまへ

ご訪問有難うございます(^^♪
わたしもあきらめませんよ~
ご一緒にv-91v-41v-42

> ブログですから、個人の見解を、堂々と、お書きになっていいのだと、思ってもいます^^

は~い ^^
有難うございます!
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Author:レディピアノ
こんにちは
海の町のピアノ弾きです。
ピアノや脱力のメトード、音楽に関する事や日常のお話を綴りま~す♪

        
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