子犬のワルツ

大分前の事です。
とあるピアノ音楽会に行きました。
内容も覚えていないのですが、本もたくさん出していらして、ピアノ音楽界ではとても著名な方の演奏を聴きました。
年齢を重ね、尚演奏活動されていることに感銘を受けました。
お背中はまがっていましたが、きちんとドレス(作業着)を着て、難曲もお弾きになったように記憶がうっすら。
アンコールがありました。
ショパンの子犬のワルツ、これははっきり覚えています。
弾き始めたとたん、隣の席の方が「な~んだ、弾けるんだ~。最初から弾けばいいのに」とおっしゃいました。
つまり、アンコールでなく最初から弾いてほしかったという意味のようです。
このことはとても考えさせらせました。
そうおっしゃった方は、他意はなく、純粋にそう思ったのですね。
アンコール以外の演奏曲は、ある程度ピアノを学習している人なら知っているけれど、あまり一般には馴染がない曲だったように記憶しています。
あ、ちょっと思い出しました。
ドビッシーの前奏曲集か、そのような類のプログラムだったかもしれません。

ピアノまたはクラッシックを積極的に聴かない方にとっては、テレビコマーシャルなどでながれている有名曲は聴きやすいでしょうし、評価もしやすいでしょう。
その時の方の言葉からは、子犬のワルツ(有名で馴染のある曲)を弾いた時に「すごい!」と思ったニュアンスが感じ取られましたし、自分の知っている曲がやっとここにきて聴けたという嬉しさもあったのでしょう。
もちろん、演奏会の内容はとても素晴らしい演奏でしたし、他にも、知らない曲でも感動させる音楽会はたくさんあります。
その時の大先生の演奏も皆さん、惹きこまれて聴いていました。
現に、隣の方もちゃ~んと最初から最後まで聴いていましたよ~。

思わず言った言葉。。。

ところで、ピアノやクラッシックにあまり馴染みがない友人がいます。気軽な場所での曲目を決めるときは、この友人の意見はとても参考にしています。
聞いてみました。
超絶なんとかのすごい曲と、さらっとしていても知ってる曲、どちらが聴いていてたのしい?
そうしたら、知っている曲とのこと。
さらに、純粋にピアノのために作曲されているクラッシック曲(ショパンのノクターンとかバッハの平均律とかベートーベンのソナタとか)と、他楽器のクラッシック曲(オペラ声楽、オ―ケストラ曲、弦、吹奏など)というような区別はなさそうです。
区別があるなら、クラッシックの曲は積極的に聴いているということになりますからね。
それから、大ホールの演奏会に交通費をかけて遠路はるばる行くことがない方も、近くのどこかでなら足を運んでみたいという方も結構いらっしゃるようです。

さて、弾く場所やお客様によって喜ばれる曲も違ってきますので、リサーチしたり楽譜を集めたり、流れの組み立てを思案してまた選びなおしたりを繰り返すことも。
常に譜読みをしているような格好です。
そういった曲に集中して練習するときは、自分が弾きたい曲の練習をする時間が奪われます。
練習時間を多く費やしたい大曲などは特にそう思います。
放置された曲は今頃どこで何をしているのでしょう(笑)
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テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

*コメント

昔は子犬のワルツすら、知りませんでした(汗)

こんばんわ。

確かにクラシックに馴染みのない方だと、
ピアニストさんがステージで弾かれているのは
確かに凄い曲だという認識はあっても
演奏会のプログラムが、自分の知らない曲ばかりだと
自分が何か場違いなところに来ている、
というような気分になってしまうのかもしれません。
なので、知っている曲が出てくると「ほっ」と安心してしまって、
つい、せめて通常のプログラム内で弾いてくれたら…と
思われたのでしょうね。

ピアノの世界を多少知っている私でも、
ネームバリューで聴いてみたいと思う演奏家はいます。
でも、自分が聴いてみたいな~と思う曲がないと、躊躇しますね。
ショパンのバラードマニアの私は、
この曲が入っているだけで聴いてみたい度が急上昇してしまいますが…
(こればかりは一種の病気なので、しょーもないですね…笑)
でも、知らない曲ばかりでも「このかたはこういう音で弾いている」とか、
「こういう弾き方をしている」とか、
違うアプローチで(たぶん弾き手側から見る感じ?)で聴いたりするし、
へんな先入観がないだけに、純粋に曲そのものを聴こうとします。
意外に知らない曲のほうが楽しめたりするのが、最近の私の傾向になってきています。
と、ここまでは超下手ながらもピアノ弾き側からの意見ですね。

クラシックになじみのない方のためには、
とにかくCMとかで流れているような知名度の高い曲を数曲セレクトしておく必要がありそうですね。
クラシック音楽にあまりなじみがないという、お友達の意見は貴重です。
そればかりだと、レディピアノさまの精神衛生上良くなさそうですので?
さほど長くないもので、レディピアノさまがお弾きになりたい曲を
知名度高めの曲の合間に、ちょこっと入れてみたらいかがでしょうか?
施設とかで弾かれる場合は、入所されているかた(お客様)がすぐ近くで聴いておられるわけですよね。
ステージとかで弾かれるのと、また感覚が変わるので、知名度低めの曲が数曲入っても大丈夫な気もします。
すぐ近くで一生懸命弾いている姿を拝見するのは、大きなホールで聴くような普通の演奏会と比べて、感動の度合いが高いです。
なにか、弾き手の呼吸を、すぐそばで感じながら聴くというだけで、私などは感動出来てしまいますよ。
これはクラシックになじみがない方でも同じなんじゃないかなぁ?と思いますが…?
あれ?やっぱりピアノ弾き側からの意見かしらん…(滝汗)

ちなみに、私が「子犬のワルツ」を初めて聞いたのは中学二年。
有名な曲らしいけど、私はこの曲知らないなぁ、というのが当時の感想。
ショパンのワルツは1番と2番のさわり部分しか知りませんでした。
あと倉本 聰さんのドラマ内で聴いた10番。
他は、音楽の授業で聴いたような曲止まりでしたよ~(笑)

長文、失礼いたしました~。

1曲にかかる時間を知らせておくという手も…

こんにちは。再びお邪魔いたします。

ピアノを弾く側からすると、有名曲ももちろん聴いてみたいけれど、
聴きたい曲の感覚が、ずっとマニアっぽくなりますね。
自分の好きな作曲家の、マイナーな曲も聴きたいとか、
勉強のために、今練習している曲や、これから練習してみたい曲が聴きたい、という方向に行きます。
そうなると、クラシックを聴きなれていない方だと
「曲名だけは知っているような気も…?」というように、
一般的には、あまり知られていないような曲中心の演奏会に足を運ぶことがが多くなります。
演奏者側からしても、自分の好みもあるし、
「今シーズンはこういうコンセプトで弾きたい」
という計画もあるでしょうから、
万人の聴衆の「有名曲がききたい」の希望が、
「アンコール曲でようやく実現」ということは、ままあることです。
「アンコール曲の拍手が一番すごかった」という、
演奏者からしたら、何とも複雑な気分になりそうな展開も、結構経験していますよ。(ピアニストさんも承知のうえで弾かれるんでしょうけれど…)

演奏会の準備のために、好きな曲に時間が割けなくなるのは辛いですよね。
それが大曲だったりすると、なかなかプログラムには乗せずらいです。
でも、1~2曲くらいでしたら
「この曲は○○分くらいで、ちょっと長いですが、心を込めて弾きます」と
あらかじめ弾く前に、聴衆のかたにお声掛けしておくと、
聴衆の気分が、少し楽になるのではないかな?と思います。
「これ、知らない曲だけど、延々と続くのかしら?」という不安?がなくなるからです。
そういうコンサートも経験ありますよ。
一般向けのコンサートで、有名曲中心でしたが、
長い曲の前に「○○分くらいかかります」と解説されていました。
最近の演奏会は、ピアニストさん自ら曲の解説をされたりすることが
普通?みたいですから。
(ここ半年くらいでミニ・コンサートも含めて、4回演奏会を聴きに行きましたが、全てそういう傾向でした)
こういうのも取り入れてみたらいかがでしょうか?
聡明なレディピアノさまのことですから、
すでに実行されていることかもしれませんが…?(笑)

相変わらずの長文で失礼しました~(滝汗)

kusuさまへ

本日はいろいろご迷惑をおかけいたしました。
結果おさまりましてホットしています^^
演奏会に出かけたいな~という時は、私も、演奏者に魅力を感じるときか曲目の魅力を感じるときですね。

> 意外に知らない曲のほうが楽しめたりするのが、最近の私の傾向になってきています。
と、ここまでは超下手ながらもピアノ弾き側からの意見ですね。

弾き手側からは、もっと先を広げたいと思うのが当然ですから、いろいろな曲も知りたいし、楽しみかたも弾くという行為側からの視点で見ることも有りますよね。

> クラシック音楽にあまりなじみがないという、お友達の意見は貴重です。

そうなんです!
この友人、専属マネージャーなんですよ~。
ギャラなしですけど(笑)

> これはクラシックになじみがない方でも同じなんじゃないかなぁ?と思いますが…?

それはありますよ!
なので、これなら余裕で弾けるという、時間合わせのような、知っているから良いだろうみたいなものは自分も練習していて身が入らないし、聴いてくださる方に失礼だと思うので避けています。
やっぱり想いって伝わると思います。
曲を聴きたいだけなら、CDの方がよっぽど素晴らしく完成度高く申し分ないです。
弾き手の生身のハラハラ感、聴き手の期待感、そんなものが混ざり合ったときに一体感が生まれると、また次も譜読み頑張ろうって思いますし、アットホームな音楽会はやめられませ~ん。

> 「曲名だけは知っているような気も…?」

このことについて、クラッシックに馴染のない方が、たとえば威風堂々の真ん中の部分は知っているけどとか、木星の真ん中は知っているけどという曲がありますよね。
そういった曲の前後はこんな感じだよ~とご紹介するような意味で、私はよく取り上げています。
これ、意外と喜ばれますね~。
ほかにチャイコフスキー祝典序曲とか、ドボルザーク新世界もうまく使えそうですし、ワルキューレとか、、、考えただけでもう楽しいです(笑)
こういうところに目を向けていくと、新たな分野の開拓(自分スタイル)につながっているかもしれません。
なので kusu様の文を引用するなら「> 演奏会の準備のために、好きな曲に時間が割けなくなる」
とのジレンマもあります。

「この曲は○○分くらいで、ちょっと長いですが、心を込めて弾きます」と
あらかじめ弾く前に、聴衆のかたにお声掛けしておくと、
聴衆の気分が、少し楽になるのではないかな?と思います。

これ良いです!
頂きました!
有難うございます!

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朝の鍵コメさまへ

コメントありがとうございます。
そちらお邪魔しました。

夕方の鍵コメさまへ

コメントありがとうございます!
了解ヽ(^。^)ノ

夜の鍵コメさまへ

コメント、及びリアクション有難うございます。
そう、6で20、それを終わりにすると3になって17になるかもしれませんね~(笑)
はい、思い出はいっぱいつまってますよ。
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