花のワルツ

チャイコフスキー「くるみ割り人形」はバレエ音楽でありながら、バレエから離れても有名な曲でもあるし、クリスマスの時期には引っ張りだこの曲ということもあり、楽譜はいろいろ出版されていますね。
バレエ音楽&スケートの曲集で見たものは、出だし和音のあと、上昇分散和音後の下降がなく、その後のカデンツァがありませんでした。
ここは柔らかく、きらめくように奏でたいところです。

全音の楽譜はどうでしょう。

resize0706.jpg

華やかで、カデンツァで花びらが1枚ずつ開いていく感じが(あっ、もちろん花びらはピンクですよー。少なくても私が弾くなら絶対ピンクのワルツです   音符がピンクで飛んでいく~  )

ちなみに、先に挙げた曲集で欠落している部分を全音の楽譜を用いて表示すると、赤で囲んだところです(赤丸前後の音の多少の違いはあります)。

resize0713.jpg


以前「くるみ割り人形」をステージで弾いた方にも使用した楽譜を聞いてみました。
G.schirmer版でしたので、楽器店に問い合わせ、ネットでも探しましたがどちらでも手に入らず、この方にお願いしてコピーしました。

resize0707.jpg

冒頭はこんな楽譜です。

resize0708.jpg

全音の楽譜と洋書楽譜の違いは、最初の出だしからいろいろ細かな点でありました。
左がG.schirmer版、右が全音です。

resize0722.jpg

違っているのは、赤丸の音程、右楽譜はララドですが、左楽譜はラミラとなっているので、その後の帳尻がずれて、1拍の中に入る音符の数が変わってきます。
左は1拍目1音、2拍目6音、3拍目6音で、右は1拍目4音、2拍目4音、3拍目6音(青数字で記した箇所)となっています。
1小節内の総数えで言えば、右楽譜は13音、左楽譜は14音となり、違いの1音は、小節頭のラとラの間に入るミの分です。
緑〇は、音の長さの違いと、音の度数が違います。
黄色☆の部分は、アルペジオか和音かの違い。

次に続くメロディの始まりです。
左オクターブ(赤丸)来るとピアノでありながらも重厚さがでます。
resize0709.jpg

G.schirmer版の方が度の開きが大きいところが何か所も(赤丸)ありました。
(まだ見比べている最中ですので一例と言うことで)
resize0718.jpg

やはり外国の方はガバッと開くからでしょうか~?いやいや8度内ですから~
他に音符の長さや強弱の表記(赤丸、青矢印)も違いがあります。

それから、繰り返しの表記の場所(青矢印)が違いました。
演奏自体の流れは変わらないのですけど、これも面白いですね。

resize0719.jpg

最後のページです。
和音の厚みは、やはりG.schirmer版。

resize0721.jpg

私が気に入ったのはG.schirmer版。

でもね。。。
パッと見の見やすさは断然国産版の全音かな~とは思いましたよ。
やっぱり日本人なんですね~     。 

ちゃ~んと小節番号も振ってあるところ、さすがです!


先日、こんな曲を探していますと、1~4の条件を挙げて記事をかきました。

1 クラッシックやピアノに興味がない方でも馴染みのある曲。
2 明るく、または最後が上昇していくような曲調。
3 最後の終わり方が「ジャン!」とか「ジャジャジャーン」で終わるもの。
4 超絶なんとかの独奏会向きや、発表会でチャレンジしたいような、本人が主役になってしまうような曲ではなく、場の雰囲気になじむもの。

皆様の挙げてくだっさた曲は、こんな会ならその曲をラストにとか、あんな会なら良さそうなどと考えるのも楽しく、皆様にvestanswer賞を差し上げたいくらいです  ヽ(^。^)
そのなかに、花のワルツもいれてみました~。
関連記事

テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

*コメント

No title

>花のワルツ

こりゃいい~~♪♪
日頃余り私に聞かない家の者も、この曲の動画を流していたら
「何ていう曲ね?」と私に聞いてきましたよ。曲は知っていて、
曲名を知りたかったようですね。

その内、駅弁^^、鱒寿司買いに行って来ます(何のこっちゃ?笑。
まぁそれくらい、ウキウキする曲という事で。ちょっとこの曲、
サビの部分だけでも耳コピしたいですね(弾けませんが^^。
簡易版楽譜がないか?探してみます。合唱伴奏の前座でギター
で弾けるでしょうか(笑。

す~さまへ

> こりゃいい~~♪♪

す~さまもそう思われますか?
よかった!v-290

> その内、駅弁^^、鱒寿司買いに行って来ます(何のこっちゃ?笑。

私は意味わかりますよ、ムフフe-454
私は、また来月お気に入りを食べる予定です~

> 簡易版楽譜がないか?探してみます。合唱伴奏の前座でギター
> で弾けるでしょうか(笑。

あッ、ギター、カッコいいですね!
曲も明るいし喜ばれるのでは?
ちなみにす~さまは、いつもどこで探されますか?
見つかると良いですね、

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

素敵な曲

おはようございます。赤影でございます。(^^)
なるほど、譜読みのお話になるとさすがですね。
ピアノ弾きとしての専門的なアプローチ、説得力を持ってそのご苦労と拘りとそして楽しみ♪が伝わってきます。(^^)
私は、チャイコフスキーが最初に書いたピアノ譜はどうだったのかなぁなんて思っていました。
4つの条件から考えても、「花のワルツ」はベストマッチだと思います。(^^)

No title

こんにちは^^。

>いつもどこで探されますか?

楽譜、、そうですね、私は作曲をメインに習いに
行っているので、五線紙は近所のヤマハで買います。
(最初の頃、ケチって^^、白紙に定規とボールペンで線を五本づつ)
五本だけに「ゴホン、ゴホン」←咳払いです(^^、 
 
ピアノはピースはのプリント楽譜を
コンビニやヤマハの販売店で買ったり、
一冊ものは同じく近所のヤマハで買います。(在庫は少ないのでそこは
取り寄せになりますね)
アマゾンからも中古(結構綺麗なのもあるとか)でそのうち
買ってみようかと思っています。
 ギター用の楽譜、置いている所少ないんですよね、
結局物足らない自分の編曲になってしまいます。

ピアノ用楽譜は、お得感があるものだったり、○○版とかは今まで
あまり知らなかったので、拘りは余りないというか、でも
指番号、ペダル等が付いているものが良かったり
逆に反対だったりするようなので、もし本腰入れて弾いてみたい曲が
見つかったら、幾つか取り寄せたりしようかと、
楽譜在庫はやはりヤマハ(銀座)が日本一多そうですね

こんなサイトもあるようですね(楽譜検索の掲示もあるようです)
http://homepage1.nifty.com/iberia/index.htm

鍵コメさまへ

お気が向いたときにでも又いらしていただければ (^^♪ とって~も嬉しいです!

赤影さまへ

> 私は、チャイコフスキーが最初に書いたピアノ譜はどうだったのかなぁなんて思っていました。

さすが赤影様、鋭いコメント有難うございます。
この曲は、バレエ音楽としてのオーケストラの曲ですけれども、バレエ練習の時のチャイコフスキーの
ピアノ譜もあるようです。
それを調べあぐねていましたので、記事では触れませんでした。
(というより、そこまで調べる時間は練習に当てます^^;)
それと、この曲のピアノ譜は、こうして楽譜の定番社から定番出版されているので、ピアノクラッシックに近いのかなとも思いました。
一般には、純粋にピアノ曲と編曲ものの垣根はあまりないような曲は多くあり、この曲もその一つかなと思います。

> 4つの条件から考えても、「花のワルツ」はベストマッチだと思います。(^^)

有難うございます!
赤影様に太鼓判押していただけて、安心して練習できそうです(*^。^*)

す~さまへ

す~さま、ひらがなですね(^^

> 五本だけに「ゴホン、ゴホン」←咳払いです(^^、 

5本、5本だと本が5冊?鉛筆5本?   これで当分楽譜はかけますか~?(←失礼いたしました^^;)
 
>  ギター用の楽譜、置いている所少ないんですよね、
> 結局物足らない自分の編曲になってしまいます。

そうでしたか。
では、やはりす~さまの編曲で素敵に仕上げてくださいヽ(^。^)ノ
この曲に限らず、す~さまの想う曲が素敵に仕上がるといいな~と応援しています v-441v-441

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメさまへ

コメント有難うございます。
思い出の曲なんですね?
私はオペレッタで歌った思い出の曲です。 
弾くと歌詞が頭の中で出てきちゃいます。
ここは王子が歌う、とか、ここはクララとか、ここでこの振りとかね(笑)

そのことについては全くそのとおり、共感有難うございます。

No title

お久しぶりでございます^^

花のワルツ! まさに私が今、練習中の曲でございます!

以前の、曲を探してらっしゃる記事も読ませていただいてて、
私もこの「花のワルツ」が頭に浮かんで、
提案させていただこうかと思ったんですが、
これはピアノ曲!というより、オケの曲だな~って、的外れかな~って、
ためらっておりました(^^;
条件読んでたら、ピッタリだな~って思ってたんですよ^^

版によって細かい違いがあるのですね~

ちなみに、私のは、ドレミの譜面です♪

ロシアの曲は、重音に重音で深みがありますね
先生にも、ロシアっぽく深い音を…って言われました^^

私も、冒頭と最後の譜面、記事にしてみたいと思います^^

atsumiry さまへ

> 条件読んでたら、ピッタリだな~って思ってたんですよ^^

そうなんです、ぴったりですよね~。
オケ物と言えど定番扱いで楽譜が出版されていますし、この曲はもう市民権を得たとすればぴったりだと思いました。

> ロシアの曲は、重音に重音で深みがありますね

ロシアの曲について私が思うのは、厳しい冬があって春がある想いが感じられます。
厳しい冬、暖を取る幸せ、春を待つ希望、春到来の喜び、、、。
「くるみ割り人形」もクリスマスの日の出来事を題材にしているのに、最後は「花のワルツ」で閉じているところに深みがあるな~と感じます。

> 私も、冒頭と最後の譜面、記事にしてみたいと思います^^

は~い (^o^)丿、さっそくお邪魔し、興味深く拝見いたしました。
有難うございます。
非公開コメント

        
*プロフィール

レディピアノ

Author:レディピアノ
こんにちは
海の町のピアノ弾きです。
ピアノや脱力のメトード、音楽に関する事や日常のお話を綴りま~す♪

        
*最新記事
        
*最新コメント
        
*最新トラックバック
        
*月別アーカイブ
        
*カテゴリ
        
*♪  ♪  ♪
        
*♫ ♫ ♫
現在の閲覧者数:
        
*検索フォーム
        
*RSSリンクの表示
        
*リンク
        
*QRコード
QR